先日、「近畿くすのき会」の初代会長であり、現名誉会長である加藤様の弁護士事務所をお訪ねしました。傘寿を越しても現役で仕事をされており、海外旅行も続けておられるとの事なので、興味を持ってお話を聞かせてもらいました。お話によると、昭和51年(1976年)に機会があり、たまたま行った「12日間のカナディアンロッキー」の雄大な大自然に感動させられ、海外旅行の虜となってしまったそうです。それを皮切りに既に140ケ国を回っておられるそうです。あまり聞いたことのない国の数なのでビックリしました。私も海外旅行は好きなのですが足元にも及びません。 名所旧跡を見て回られるだけでなく、昭和53年に行った北イタリアで見たオペラに感動し、その後も日本へ来れば時間の許す限りオペラ鑑賞に行っておられるそうです。上手く言えませんが、感動する許容量が大きいのでしょうね。それとか、昭和54年に当時のソ連東欧5か国を巡る旅に出かけ、オプショナルツアーでトルコを訪れた際に聞いた「アッラ・アクバール」、夜明け前の礼拝の呼びかけだそうですが、これを聞いたことをきっかけにシルクロードを中国の西安迄、踏破することにしたのだそうです。それらの多くの国々でのトイレ事情には苦労されたようですが見事、西安迄行かれたそうです。体力と気力と好奇心が素晴らしいですね。聞いていて感心するだけでしたが、考えてみると、私は未だ70歳、加藤名誉会長に習い何時までも好奇心を失わず、人生を楽しみたいと思いました。 尚、海外に行かれた際の珍しい写真がありましたので皆さんにも紹介します。 平成30年4月28日 宮崎 素伸(昭和41年卒)